2009年4月15日水曜日

何百通ものメールのやり取りの中で、彼女は一度だけ死にたいと書いた。それまであまり直裁に自分の気持ちを言わずに、周りの悪口を言っていたので、それが本気であるように思えた。そしてある日のメールで、母に連れられて心療内科に通院したと言っていた。わたし入院させられるかもしれない、と彼女は自分の行く末 を心配していた。もし入院したならば、それは相当な苦痛に違いない。狂人は自分が狂っているとは考えていないという俗説は、同時に狂人を決めるのは狂人でないと思い込んでいる人であるという真理を暴露する。社会全体が狂っていたら、狂人はまともな人こそ当てはまってしまうだろう。
 

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